評論・比較・考察

社会人が将棋ウォーズで効率よく初段になる方法

藤井聡太さんの将棋ブームで周りで将棋人口が増え始め、初段を目指して将棋を指し始めて早くも一年。

大人になって駒の動かし方から始めた自分は2級くらいのときに思うように棋力が上がらず、ブログやTwitterでほかの人がどう勉強しているのか気になって調べたりすることがよくありました。

先日ようやく初段達成できたので、誰かの役に立てればと思い、2級くらいから初段になるまでにしたことをまとめておきます。

棋力を上げるため効果を感じたこと
  • 将棋ウォーズで一日3局10分切れ負けを指す
  • ぴよ将棋でざっと検討
  • 指し足りない時には将棋クエストか将棋倶楽部24を週に一回くらい
  • 3手詰ハンドブックを5周
  • youtubeでアゲアゲさん、アユムさん、クロノさんの将棋実況動画を寝る前に2-3本視聴
  • ABEMA で公開されていたプロの早指し棋戦(abemaTV杯・過去のNHK杯)を視聴
  • 寄せの手筋200に触れてみる
  • 定跡本(よくわかる角換わり・四間飛車破り)
  • 次の一手
  • 必死問題集

以上は手は出したけど棋力が合わずやりませんでした

振り返ってみて

もっと早く重点的にやっておけばよかったと思うのは、ダントツで詰め将棋です。現在の5週目まで、読み返すたびに読むスピードの変化を感じました。

初心者の頃は一手先くらいしか見えてないので格闘ゲームで言うと単純なパンチとかキックしかできない状態でした。当然相手は簡単にかわしたりできます。

徐々に”読む”ことができるようになって三手考えられると、ジャブジャブストレートやフックからのアッパーのようなコンボが決まり始めます。「ふんどしの桂」「割り打ちの銀」「十字飛車」等をきめるための形に誘導するイメージです。

三手の読みが複数思いつき始めて、最終的に評価値がよくなりそうなのはどっちかと考えられるようになったころ、初段になりました

攻めの仕掛けくらいで五手読むことも少しづつでてきましたが、これは相手の応手の選択肢が広く、言わば寝技や必殺技のような複雑さなので、二段三段を目指すにはこれから勉強しなきゃいけない部分だなと感じています。

他ぴよ将棋の検討は、2分くらいざっと詰みがあったのかとか序盤に大悪手がなかったかを確認し、棋譜の流れを振り返る時間にしています。

これで奇襲戦法や早石田に速攻つぶされることは減りました。

将棋実況では知らなかった戦法や思考の流れを学べました。

自玉の安全具合を見て詰みではなく詰めろをかけたり、中盤に確実にポイントをあげる手を探すようになりました。

自分は主にネット将棋しか指さず、棋力が近い友達も少なかったので色々な将棋上達法を調べてきましたが、これからは昇段目指して自分でも情報を発信していけたらなと思います。

ABOUT ME
有栖ナナ
”マインドフルネス”かつ"ウェルビーイング"(身体的、精神的、社会的に健康で豊かであること)の実現を目指して