マンダラ(曼荼羅)の描き方を5ステップで解説|心の絵日記のはじめ方
有栖ナナ

最終更新日: 2026年8月1日
紙とペン1本でできる「心の絵日記」、それがマンダラ描画です。絵心は一切不要。大きな丸を描いて、中に模様を無心で描き込むだけで、その日の心の状態が紙の上に浮かび上がります。この記事では、実際に続けてみた私の実感を交えながら、描き方を5ステップで紹介します。
マンダラを自作して心の意識と無意識を理解する

マンダラはもともとチベット仏教などで描かれる円形の図像ですが、心理学の世界に持ち込んだのはフロイトと袂を分かった分析心理学者ユングです。ユング自身が毎朝のように円形の絵を描き、絵から客観的に心の状態を記録・分析するという方法を実践していました。
落書きみたいな感じで構わないので、幾何学模様を無心に描くと心の内面が浮き出ると考えられています。言葉で日記を書くとどうしても「こうあるべき」が混ざりますが、模様には建前が入り込む余地が少ない。そこがこの方法の面白いところだと私は思っています。
用意するもの(全部家にある)
- 紙:自由帳・ノート・裏紙でOK。A5以上だと描きやすい
- ペン:鉛筆やボールペン1本で十分。色を使いたければ色鉛筆
- あれば便利:お椀やコンパス(丸を描くガイド用)
道具を揃えることより、思い立ったときにすぐ描けることの方が大事です。
マンダラの描き方:5ステップ
- できるだけ大きな丸を描く。フリーハンドで歪んでも全く問題なし。お椀をなぞってもOK
- 中心に小さな点か小さな図形を置く。ここが模様の起点になります
- 中心から外に向かって、思いついた模様を繰り返し描く。三角、花びら、ジグザグ、うろこ、なんでもいい。同じ模様を一周ぐるりと並べると「それっぽさ」が一気に出ます
- 夢中になって埋める。上手く描こうとしないのがコツ。手が勝手に動く感覚になってきたら理想的です
- 描き終わったら日付を入れて保管する。これで「心の絵日記」になります。見返したときに線の勢いや密度の違いから、その日の調子が驚くほど分かります
続けて分かったこと
初めはイメージしたようなかっこいいものは描けませんでした。〇を書いたりジグザグ描いたり。ただ何作かやっていると、シンプルなだけに心の落ち着き具合や無意識の発現度合いに差が出て、多様な雰囲気をもった作品が生まれます。
上手い下手が露骨に出る絵ではなく、模様を描くという行為そのものが目的なので、絵の初心者で心理学に興味のある私にとっては面白い習慣になりました。変化を楽しみに、ふと思い立ったら続けています。

マンダラ塗り絵をもっと楽しむためのアイテム
「自分で描くのはハードルが高い」という人は、塗り絵から入るのもありです。無心になれる効果は自作と同じで、仕上がりは確実に美しいので達成感があります。
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